日立産機システムは10月11日、空気圧縮機事業の北米製造能力を強化すると発表した。
<拡張するサルエアー社 ミシガンシティ工場(イメージ)>
<10月4日に行われた鍬入れ式の様子>
日立産機システムは、米国において共に空気圧縮機事業を手がけるSullair, LLC(CEO:JackCarlson/サルエアー社)の主要工場であるミシガンシティ工場の敷地を拡張し、生産設備を強化する。
投資規模は約3000万米ドルで、拡張計画は新製造建屋の建設や倉庫、従業員向け駐車場の増設8万平方フィート、および28万平方フィートにおよぶ既設製造施設の最適化も含む。また、ミシガンシティ市での新たな雇用の創出に貢献するとしている。
サルエアー社のミシガンシティ工場は、建設現場などで使用するポータブル空気圧縮機に加え、自動車、化学、食品・飲料他産業用、および世界中のオイル&ガス分野で使用されている空気圧縮機も製造している。今回の設備投資を通じ、米国内外に拡大する顧客のさらなる需要に対応していくとしている。