西濃運輸は10月17日、セールスドライバーの作業軽減を目的として、GPSを活用した配達先チェックシステムを導入すると発表した。
配達先チェックシステムでは、セールスドライバーが持つ携帯端末(ハンディターミナル)とスマートフォンの位置情報を利用したもの。届け先の電話番号に対して配達時の電子サイン取得位置をセンターサーバーへ記憶させ、次回以降に同じ届け先に配達する際の電子サイン取得位置を比較する。
セールスドライバーが行っている配達先確認作業を機械が支援することにより、作業軽減を図るもの。
また将来的に、配達に関するデータを蓄積して自動で最適なルートを決定しナビが経路を誘導できるようにするなど、入社間もないドライバーや慣れないエリアでも配達業務がスムーズに行えるようになるなど、ドライバーの負担軽減や人材確保への効果も期待できる、としている。