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愛知県/豊田市の廃線跡でドローン配送の実証実験

2019年10月23日/IT・機器

愛知県は10月23日、豊田市の廃線跡を利用したドローンによる配送実験を、11月15日に実施すると発表した。

<離陸地点の旧三河広瀬駅>

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<着陸地点の旧踏切前>

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<飛行ルート>

20191023aichi2 520x249 - 愛知県/豊田市の廃線跡でドローン配送の実証実験

豊田市が所有する名鉄三河線廃線跡の旧三河広瀬駅~東広瀬町旧踏切前までの全長0.8km、高低差20mのルートを専用空路に見立て、ドローンで地元産品を配送する。

GPSとLTE通信を使用したリアルタイム映像を活用し、廃線を追従する飛行実験を行うほか、受取人の本人確認、授受の確認、料金決済等への将来的な活用を見込んで、交通系ICカード「manaca」を使用した荷物授受についても検証する。

この実証実験は、愛知県が内閣府の近未来技術等社会実装事業として2019年度から行っている「無人飛行ロボット社会実装推進事業」の一環で、名古屋鉄道と中日本航空で構成する名鉄グループドローン共同事業体に事業委託して行われる。

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