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CBRE/ムトウの新物流拠点「東京SPDセンター」移転をサポート

2019年11月01日/物流施設

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CBREは11月1日、全国160か所以上に営業拠点網を有する医療材料総合商社である株ムトウの物流施設の移転において、移転先の賃貸借での仲介と物流拠点構築の支援を行い、プロジェクトが完了したと発表した。

<東京SPDセンターの内部の様子>

20191101cbre - CBRE/ムトウの新物流拠点「東京SPDセンター」移転をサポート

CBREは、2017年2月にムトウより物流拠点の移転・統合に関する賃貸借契約の仲介業務と物流拠点構築に関するアドバイザリー業務を受託した。このプロジェクトの実施により、埼玉県内に分散していた物流拠点機能は、2019年3月に竣工、地上4階建てのマルチテナント型物流施設ロジフロント越谷Ⅰに移転・統合され、この施設の2階の3700坪のスペースがムトウの新たな物流拠点となった。

CBREは、新たな物流拠点の構築のための物件選定支援業務で、ピッキング機能付自動搬送ロボットの導入など、将来の成長性を先取りした物流拠点にふさわしい施設として、幅広い選択肢の中から、最新鋭のマルチテナント型物流施設を提案し、拠点構築プロジェクト遂行に貢献した。

プロジェクトを統括したムトウ物流の土田隆之社長は、「事業拡大にともない、倉庫が手狭になっていたため、新たな施設を探すことが喫緊の課題だった。CBREの営業担当と意見を出し合いながら、一つひとつ問題を解決していき、最終的に運賃やワーカーの採用問題をクリアできる物件にたどり着くことができた。物件の供給動向や各エリアのニーズを把握しているCBREだからこそ可能なサポートだったと感謝している」と述べている。

また、CBREアドバイザリー&トランザクションサービス インダストリアル営業本部 首都圏営業本部の白木真司ディレクターは、「クライアントの運用スタイルを十分に把握した上で、貸主から早めに受け取った物件情報の中から、最適な物件を提案することで、クライアントに満足いただける物件を紹介することができた。今後も、クライアントの物流戦略に沿った拠点構築プロジェクトの具現化を支援するため、付加価値の高いサービスを提供していく」と話している。

■施設概要
施設名:東京SPDセンター
所在地:埼玉県越谷市西方3076-1ロジフロント越谷Ⅰ 
    東京外環自動車道草加IC 6km
稼働開始日:2019年4月8日
規模:ロジフロント越谷Ⅰ 2階ワンフロア約3700坪
CBRE業務:物流拠点構築アドバイザリー、施設賃貸借仲介

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