鴻池運輸が11月11日に発表した2020年3月期第2四半期の業績は、売上高1568億3700万円（前年同期比8.9％増）、営業利益64億4500万円（0.6％増）、経常利益64億9800万円（2.5％減）、親会社株主に帰属する四半期純利益42億1100万円（5.2％増）となった。
複合ソリューション事業の売上高は、1088億6600万円（7.4％増）となった。利益は、増収効果並びに前年度発生の自然災害影響の解消等もあり、75億8800万円（1.4％増）となった。
国内物流事業は、生活用品や冷凍冷蔵食品等の取扱量増等により、売上高は243億9200万円（0.8％増）となった。利益は、業務効率化等により、15億1800万円（23.9％増）となった。
国際物流事業は、香港のフォワーディング会社 BEL INTERNATIONAL LOGISTICS LTD.の寄与により、売上高は、235億7800万円（28.3％増）となった。利益は、欧州市場向け集荷数量の減少や米中貿易摩擦による航空貨物需要の減速、香港デモの長期化による景気減速影響等により、5億3500万円（15.1％減）となった。
通期は、売上高3131億円（6.4％増）、営業利益110億円（0.2％増）、経常利益113億円（0.6％減）、親会社株主に帰属する当期純利益69億円（9.7％増）を見込んでいる。
