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ロジアスジャパン/2種類の無人化・省人化ロボットの販売を開始

2019年12月12日/IT・機器

ロジアスジャパンは12月10日、少子高齢化や賃金上昇等による物流業界内での慢性的な人不足に対応するため、2種類の無人化・省人化ロボットの販売を開始したと発表した。

<中軽量タイプのAMR>

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<重量タイプのAMR>

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一つはLongbo Technology Shenzhen Co.,Ltd AICROBO )の AMR(自律走行型協働搬送ロボット)の販売を開始。AMRとは( Autonomous Mobile Robot )の略称で、「AMRが作業者を追従」「作業者がAMRを追従」「AMRが自律移動」の 3つの機能がある。作業者がピッキングした荷物を作業者に代わって搬送するため、作業者の移動距離を大幅に削減することができる。短期間での導入が可能で、ロボット導入のスモールスタートに最適。

すでに、JD.comの四川省成都市にある2万5000m2の倉庫にAMR25台を導入し、作業員の数を40人から20人に削減している。背の高い方が中軽量、背の低い方が重量タイプのモデルとしている。

<稼働中の三次元シャトル>

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<三次元シャトル本体>

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<4DS自動倉庫とフォークリフト倉庫との保管料の比較>

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もう一つがLongchain Intelligent Technology(Shanghai)Co.,Ltd.(LONLINK)の三次元シャトル(高密度保管システム)の販売を開始した。三次元シャトルとは多くの特許技術を持つ無人台車「スマート4DS」が、ラック内を前後左右自在に動き荷物を保管するシステム。昇降リフトにより各段へ移動することも可能で、三次元の高密度保管システムを構築する。

このスマート4DSにより、フォークリフト倉庫の約2.2倍、スタッカークレーンのある倉庫の約1.5倍もの保管量を実現する。

なお、ロジアスジャパンは大型シーリングファンの「エミアスファン」や伸縮コンベヤ等、様々なマテハン機器を取り扱っている。すでに「エミアスファン」は、ヤマト運輸、ニトリ、日通、DHL等に導入されているなど、物流・倉庫に関する総合的な商社の役割を果たしている。

問い合わせ
ロジアスジャパン
TEL:03-6638-6770

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