フェデックス エクスプレスは1月24日、フェデックス・インターナショナル・プライオリティ・ダイレクトディストリビューション(IPD)と、フェデックス・インターナショナル・エコノミー・ダイレクトディストリビューション(IED)の、アジア太平洋地域を発送元とした欧州諸国への配送サービスエリアを拡張したと発表した。
IPDとIEDは、アジア太平洋地域と欧州諸国間の国際配送を簡略・迅速化し、中小企業などの法人荷主が、商品をより速く顧客に届けることを可能にするサービス。
今回、アジア太平洋地域から欧州諸国への既存の航路に、IPDに12、IEDに47の航路を追加し、13のアジア太平洋地域の主要な市場から28のすべての欧州諸国にサービスを拡張。これにより、アジア太平洋地域の荷主が、複数のパッケージを一か所の発送元からEU諸国の複数の荷受人に容易かつ効率的に配送できるようになった。
フェデックス エクスプレス アジア太平洋地域のカレン・レディントン社長は「アジア欧州会合(ASEM)加盟国間の貿易は、世界貿易取引の55%を占める。欧州とアジアの貿易関係が強化されるなかで、これは相互の貿易を拡大する絶好の機会だ。国境を越えたアクセスへの要望が高まるなか、IPDとIEDのサービスエリア拡張は、アジア太平洋地域の荷主がグローバルなビジネスチャンスを獲得し、新たな可能性を開拓するサポートとなる」とコメントした。