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米プロロジス/10~12月期、1株純利益35.1%減、稼働率96.5%

2020年01月29日/物流施設

米プロロジスは1月22日(現地時間)、2019年第4四半期(10月~12月)の決算を発表した。

1株当たり純利益は0.61ドル(前年同期比35.1%減)、期末時点の施設稼働率は96.5%(1.0%減)、賃貸契約締結面積約353万m2(8.6%増)だった。

既存施設におけるリース契約時の実質賃料上昇率(会計上)は、25.6%(前年同期は20.4%)。

なお、約22億9900万ドル(約2482億9200万円)の投資を行い、内訳は約19億3400万ドル(約2088億7200万円)の新規開発スタートし、約3億6500万ドル(約394億2000万円)の物流施設を取得した。

約6億9200万ドル(約747億3600万円)の物流施設を安定稼働させ、約9億4700万ドル(約1022億7600万円)の物流施設・開発用地を売却またはファンド移管を行った。

プロロジス会長兼CEOのハミード R. モガダムは「累積の利益成長率は、予測を遥かに上回った。この成功は従業員やグローバルのポートフォリオの強さの証しであり、我々は新たに、かつてない高い基準の成果目標をいくつか掲げた。また、二桁の賃料上昇を達成し、開発からの価値創出とファンド運営からの手数料収入は過去最高となった。さらに、2019年にはストラテジックキャピタル事業において、投資家からの資金調達として当社過去最高額である65億ドルの資金調達を行った。IPT社の買収が完了し、LPT社の買収も順調に進んでいます。我々は業界随一の業績を達成しながら、このような大きな売買取引を遂行できる企業組織を作り上げてきた」と述べた。

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