アサガミが1月31日に発表した2020年3月期第3四半期決算によると、売上高362億1200万円（前年同期比1.1％減）、営業利益20億100万円（9.9％増）、経常利益20億7600万円（13.5％増）、親会社に帰属する四半期純利益11億8400万円（34.3％増）となった。
物流事業で新規荷主の獲得や、鋼材関連の輸送量が増加するも、航空貨物のスポット案件減少や、印刷事業での婚礼印刷の受注減によって売上高が減少。
一方、利益面では、経年による償却負担の減少や、保有する機械装置・運搬具の効率活用による外注費の軽減、退職給付制度移行に伴う人件費の減少等によって、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに増益となった。
通期は、売上高457億5000万円（0.2％減）、営業利益15億6000万円（5.2％減）、経常利益15億7300万円（3.0％減）、親会社に帰属する当期純利益8億4900万円（9.6％減）を見込んでいる。
