アサガミが7月31日に発表した2026年3月期第1四半期決算によると、売上高80億6000万円(前年同期比0.1%減)、営業利益3億2000万円(116.9%増)、経常利益3億9700万円(71.8%増)、親会社に帰属する四半期純利益1億2700万円(前期は2400万円の損失)となった。
セグメント別では、物流事業の売上高は55億1200万円(1.1%減)、営業利益は外注コストの減少等により6億2200万円(6.7%増)となった。
そのうち、倉庫部門は、主に物流センターの保管取扱量が減少したことにより売上高は4億6800万円(0.2%減)となった。
港湾フォワーディング部門は、主に製鉄関連の作業量等が増加した一方、輸出スクラップ、輸入コイルの鋼材取扱量や国際情勢による影響から航空貨物の取扱量等が減少したことにより売上高は16億7100万円(5.5%減)となった。
運輸部門は、主に建設機械や鉄筋鋼材の輸送量等が減少した一方、物流コスト上昇に伴う料金改定や国内の需要動向を受けた大径鋼管に係るクレーン作業量等が増加したことにより売上高は33億7200万円(1.2%増)となった。
通期は、売上高378億1500万円(2.9%減)、営業利益17億3500万円(10.0%減)、経常利益17億4800万円(15.0%減)、親会社に帰属する当期利益11億4500万円(2.4%減)を見込んでいる。
アサガミ 決算/3月期の売上高1.7%減、営業利益25.5%増