日通が1月31日に発表した2020年3月期第3四半期決算によると、売上高1兆5666億5900万円(前年同期比2.1%減)、営業利益450億4400万円(24.2%減)、経常利益505億3900万円(22.4%減)、親会社に帰属する四半期純利益312億7800万円(22.8%減)となった。
前年同期に比べ、倉庫の取扱いは堅調に推移したが、航空輸出貨物の取り扱いが減少したことなどから、日本、米国、東アジア、南アジア・オセアニア、物流サポートの各セグメントで減収となった。
営業利益は、欧州、東アジア、重量品建設の各セグメントが増益となったが、人件費が増加したことなどによる影響で、日本、米州、南アジア・オセアニア、警備輸送、物流サポートの各セグメントが減益となった。
通期は、売上高2兆800億円(2.7%減)、営業利益600億円(24.6%減)、経常利益650億円(24.2%減)、親会社に帰属する当期純利益400億円(18.9%減)を見込んでいる。