川崎汽船が1月31日に発表した2020年3月期第3四半期決算によると、売上高5671億8900万円(前年同期比11.2%減)、営業利益216億2700万円(前期は92億7300万円の損失)、経常利益245億3900万円(前期は274億2700万円の損失)、親会社に帰属する四半期純利益252億2300万円(前期は309億5300万円の損失)となった。
セグメント別の業績は、ドライバルクが売上高1819億円(12.9%減)、経常利益40億円(12.0%増)。エネルギー資源が売上高650億円(0.6%減)、経常利益77億円(297.2%増)。製品物流が売上高2951億円(13.0%減)、経常利益157億円(前年同期は297億円の損失)だった。
製品物流では、自動車船事業やコンテナ船事業が黒字に転換し、同セグメント全体でも黒字化を達成した。
通期は、売上高7400億円(11.6%減)、営業利益50億円、経常利益50億円、親会社に帰属する当期純利益110億円を見込んでいる。
川崎汽船 決算/4~6月の売上高21.2%増、営業利益58.3%増