プロロジスは2月6日、米国物流REITのリバティ プロパティ トラスト(LPT社)を、130億ドル(1兆4170億円)で買収したと発表した。
LPT社の買収によって、同社が保有している1億800万平方フィート(1000万m2)の運営中ポートフォリオ、490万平方フィート(46万m2)の開発中施設、2050万平方フィート(190万m2)の施設を開発可能な1748エーカー(707万m2)の開発用地、 380万平方フィート(35万m2)の運営中・開発中のオフィススペースを取得した。
これらのポートフォリオは、プロロジスが事業展開するマーケットを補完し得るものであり、重要な立地での事業拡大と、運営面での即時のコスト削減が可能となる。
また、 専門性とマーケットへの深い知識を有するLPT社の従業員を迎えることで、 これまで以上に、業界をけん引するサービスを提供していくことが可能となる。
さらに、買収により325社の新規カスタマーとの取引を開始し、180社の既存カスタマーを迎えることとなる。
プロロジスは、今回の買収で即時のコスト削減と、長期に渡る売上への相乗効果を見込んでおり、具体的には1億2000万ドル(130億8000万円)の経費・一般管理費の削減、営業面での増益効果、より低利での支払利息などを想定している。
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