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三菱ケミカル物流/陸運、海外、包装・資材等で大幅組織改正

2020年02月28日/SCM・経営

三菱ケミカル物流は2月28日、陸運事業、海外事業、包装・資材事業等で4月1日付の大幅組織改正を発表した。

陸運事業では、陸運事業本部に企画管理部、第1事業部、第2事業部および第3事業部を設置する。第1事業部は三菱ケミカル社担当、第2事業部は三菱ケミカルホールディングスグループ各社担当(除く三菱ケミカル社)、第3事業部は一般荷主担当とする。

尼崎油槽所および川崎油槽所を陸運事業本部に位置付ける。現行ソリューション営業本部および同本部物流管理部、営業1部、営業2部、営業3部ならびに海外事業統括部、および陸運事業本部管理部、企画部ならびに営業開発部は発展的に解消する。

陸運事業の改正の趣旨は、現行ソリューション営業本部及び陸運事業本部にて分担していた機能を陸運事業本部内に集約し、統一的な事業方針の下、事業企画から営業活動、最終的な損益管理・責任までの一連の業務を遂行できる体制とすることにより、一層効率的かつ効果的な事業運営を行う。また、陸運事業における事業責任を明確にする。さらに、尼崎油槽所及び川崎油槽所については、実情に合わせ陸運事業本部に位置付けるとしている。

海外事業では、海外事業本部を設置する。現行陸運事業本部フォワーディング事業部を海外事業本部に移管する。

海外事業の改正の趣旨はフォワーディング事業等を基軸に事業拡大を図るため海外事業本部を設置し、従来、陸運事業本部フォワーディング事業部とソリューション営業本部海外事業統括部とで行っていた事業を、海外事業本部へ位置付けることにより海外事業運営体制を強化するためとしている。

包装・資材事業運営体制の見直しでは、包装・資材事業本部に企画管理部、第1事業部および第2事業部を設置する。第1事業部は三菱ケミカルグルーブ各社に対する包装・資材の販売担当、第2事業部は三菱ケミカルグループ各社以外への包装・資材の販売担当を行う。現行事業統括部および西日本エリア営業部包装・資材部は発展的に解消する。

包装・資材事業の改正の趣旨では、西日本エリア営業部が担当する包装資材の外販業務を、包装・資材事業本部に位置付けることにより、内販外販合わせた一貫管理体制を構築し、事業の効率的運営を図る。

各本部へ企画管理部を設置する。陸運事業本部、海運事業本部、海外事業本部、および技術本部に企画管理部を新たに設置する。なお、包装・資材事業本部は従来より企画管理部を設置済。

現場力強化に向けた技術管理および推進体制の見直しとして、技術本部に研修センターを設置する。また、情報システム部を技術本部に位置付ける。

統合推進体制の見直しとして、統合推進室の担当業務を、経営企画部に移管し、統合推進室を発展的に解消する。

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