静岡県企業局は3月12日、小山町の富士山麓フロンティアパーク小山(小山湯船原工業団地)へ進出するジャパンロジスティックスと、土地売買契約を締結する。
ジャパンロジスティックスは、イデシギョーグループでホームセンター向けの雑貨やペット用品などの物流全体(商品受注、入出庫、ピッキング、仕分、配送)を一括して請け負っている企業。
今回、工業団地の区画4の土地3万9408m2へ進出し、関東向け商品の仕分・配送と、全国向け商品の在庫管理・仕分配送を行う新物流センターを建設する。投資予定額は30億2332万7000円(土地8億1257万7000円、建物16億9300万円、設備等5億1775万円)。
富士山麓フロンティアパーク小山への進出理由としては、高速道路へのアクセス性を挙げており、新物流センターの稼働によって配送距離・配送時間の短縮と配送効率の向上を図るとともに、ドライバーの拘束時間を短縮し、働き方改革を実現する狙い。
富士山麓フロンティアパーク小山にとって8社目の進出企業で、初の物流施設誘致となる。