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キムラユニティー/クラウドの車両管理システムを販売開始

2020年03月23日/IT・機器

キムラユニティーは3月23日、クラウドサービスで安全運転の推進と企業のコンプライアンスを支援する法人向けの車両管理システム「KIBACO」を開発し、4月1日から販売を開始すると発表した。

名称の由来である「木箱」は、140年前に創業したキムラユニティーの原点となる事業であり、「お客様第一」の象徴。

「KIBACO」は、クラウド型車両管理システム。車両に関するデータベース機能だけではなく、顧客自身でデータを活用し、「安全・安心、コンプライアンス、コスト削減」を実現することをコンセプトとしている。

KIBACOの主な機能は安全、安心の強化として、緊急通知や進捗確認による業務の漏れ忘れを防止する機能、自動車保険割引率の目標を設定し、保険金利用可能額と保険金利用額を見えるようにすることで、安全意識の向上や事故抑制に繋げる機能、事故進捗情報や保険金利用額などを閲覧・登録できる機能がある。

コンプライアンスの強化では、保険満期情報の更新漏れ防止と業種毎のリスク一覧表を表示する機能、使用台数に応じた安全運転管理者数の提示や安全運転管理者の設定忘れを防止する機能、リース契約、メンテナンス情報等の情報を管理する機能がある。

また、コスト削減面では、他社との車両コストを比較し、自社のコストを確認できる機能、ETC カード、ガソリンカードの使用状況、発行状況の確認ができる機能、共有車の予約、稼働状況の確認ができる機能を持っている。

なお、現在、東海理化と共同で「デジタルキーシステム」を活用した社用車向けサービスの実証実験を行っている。「デジタルキーシステム」では、モバイルアプリから予約したデジタルキーをスマートフォンに配信し、ドアの開閉を行う。これにより、物理的なキーの対面での受け渡しをすることなく、社用車の受け渡しができるようになる。

■概要
基本使用料:3万円/月額(税別)
運転者オプション:一人当たり 500円/月額(税別)
利用環境
Windows:Edge、Chrome
Mac:Safari、Chrome
サービス開始日:4月1日

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