コクヨサプライロジスティクス(KSL)は9月2日、2025年度の「物流×産学連携プロジェクト」を本格始動すると発表し、これまでの首都圏・近畿エリアに加え、中部・九州エリアにもプロジェクトを展開すると明らかにした。
プロジェクトは、大学生の学びへの支援を通じて物流業界への理解と関心を深めることを目的としており、2021年から継続してきた大学との産学連携を基盤に、2025年度は地域のパートナー企業、行政機関、地域社会との連携を強化し、より多角的な視点と実践的な学びを提供する新たなアプローチに進化させる。
具体的には、近畿大学、千葉商科大学との連携を継続するとともに、新たに中部エリアの名古屋学院大学、九州エリアの久留米大学を加え、全国4大学体制へと拡大する。
名古屋学院大学については、キムラユニティーをパートナー企業に、中部運輸局愛知運輸支局が後援、三菱UFJ銀行が協力を行い、久留米大学については久留米運送がパートナー企業となっている。
中部・九州エリアとの取り組みでは、KSLと大学のみならず、現地のパートナー企業や行政機関と連携。地域社会の活性化を目指し、学生にとってより実践的な学びの機会を提供する。
プロジェクト活動の節目となる各拠点のキックオフや報告会に合わせて、進捗(しんちょく)状況や成果をプレスリリースで随時発信することで、「物流業界の今と未来」に対する社会的な関心を高め、参加学生の学習意欲と理解を促進する好循環を生み出すとしている。
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