LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





SGHD/3月期の売上高5.0%増、営業利益7.2%増

2020年04月30日/決算

SGホールディングスが4月30日に発表した2020年3月期決算によると、売上高1兆1734億9800万円(前年同期比5.0%増)、営業利益754億4700万円(7.2%増)、経常利益805億3200万円(7.7%増)、親会社に帰属する当期利益472億9200万円(8.8%増)となった。

デリバリー事業の売上高は9554億2800万円(5.7%増)、営業利益は587億1600万円(5.9%増)だった。

デリバリー事業は、消費税率の引上げ、競争環境の変化及び感染症拡大の影響を受けたものの、当連結会計年度では取扱個数が増加したことに加え、継続的な適正運賃収受の取組みにより平均単価が上昇した。また、「TMS」をはじめとする「GOAL」による付加価値の高いソリューションの提供や、様々なアライアンスによる効果を高める取組みを行ってきた。さらに、持続的な成長を見据え、機械化・省人化等の生産性向上への取組み、輸送品質の維持・向上や輸送インフラの強化を継続的に行ってきた。

ロジスティクス事業の売上高は1358億2300万円(3.2%増)、営業利益20億6300万円(22.3%減)だった。

ロジスティクス事業は、国内では、新規受託案件が堅調に推移し増収となったが、拠点の見直しによる費用増や感染症の影響を受けた。海外では、感染症の影響があったものの、既存顧客の物量増加及び新規顧客の獲得により、フレイトフォワーディングが増加した。

次期は、売上高1兆2000億円(2.3%増)、営業利益785億円(4.0%増)、経常利益825億円(2.4%増)、親会社に帰属する当期利益485億円(2.6%増)を見込んでいる。

関連記事

決算に関する最新ニュース

最新ニュース