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カンダHD/3月期の売上高0.4%増、営業利益11.3%増

2020年05月15日/決算

カンダホールディングスが5月15日に発表した2020年3月期決算によると、営業収益437億3600万円(前年同期比0.4%増)、営業利益17億4400万円(11.3%増)、経常利益17億2500万円(11.6%増)、親会社に帰属する当期利益10億6300万円(34.6%増)となった。

貨物自動車運送事業の売上高は、332億6700万円(3.6%増)となり、営業利益は19億2200万円(16.2%増)となった。

「業績改善運動」「収益構造の改善」が順次業績に寄与したこと、また前期に計上した加須豊野台物流センターの新規立ち上げ費用及び近隣拠点再編に伴う費用が無くなったこと、前期に減損損失を計上したことによるのれん等償却額の減少により、増収増益となった。

国際物流事業の売上高は、95億1600万円(10.5%減)となり、営業利益は1億6700万円(33.6%減)となった。

米中貿易摩擦等により世界的に設備投資・生産活動が停滞したなか、新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の縮小で貨物量が大きく減少したこと等が影響して、減収減益となった。

次期は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う業績への影響を、現時点では適正かつ合理的に算出することが困難なため、状況が落ち着き、事業活動への影響確認が進み、業績予想の算出が可能となった段階で、速やかに開示する。

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