プロロジス/ESGレポート発行、コロナ禍でNPOに施設無償提供

2020年07月02日 

プロロジスは7月2日、「2019 ESG Impact Report」を発表した。

同レポートは、プロロジスの世界でのESG(環境への取り組み・社会に対する責任・ガバナンス)への取り組みについてまとめたもの。

そのほか、プロロジスが戦略的に注力しているCustomer Centricity (カスタマー第一)、Change Through Innovation and Operational Excellence (イノベーションと卓越した事業運営を通じた改革)、Culture and Talent (企業カルチャーと人材)についても言及している。

主な取り組みとして、イノベーションの面では、運送やロジスティクス分野で続く人手不足を解決する一助として、「プロロジス・コミュニティ・ワークフォース・イニシアティブ(CWI)」を通じて、最先端のロジスティクスカリキュラムを開発。また、バーチャルリアリティを活用したトレーニングツールや従業員のエンゲージメントを高めるプラットフォームを提供した。

また、スタートアップ企業との協働や出資を行う「プロロジスベンチャー」では、WorkStep社とパートナーシップを組み、カスタマーが抱える人材の課題・ニーズに、より効率的でコスト効果の高い解決策の提供を図っている。

環境への取り組みでは、施設照明のLED化をさらに進め、2019年単体で新たに約460万m2の物流スペースにLEDを採用。太陽光発電の導入目標値200MWについては、目標期日より1年半早く達成し新たな目標として「2025年までに400MW」を設定した。

また、S&P100に選出されている不動産企業として初めて、事業運営上のカーボンニュートラルを達成。プロロジスは、直接的・間接的なCO2排出削減を目指しており、物流施設の入居カスタマー専有部やオフィスでの電気使用量削減を含め、ビジネス全体としてCO2の排出削減に取り組んでいる。

社会に対する責任としては、米国の「プロロジス財団」が500万ドル(約5.4億円)を拠出し、新型コロナウィルスの影響で支援を必要としている世界中の非営利組織や病院、公衆衛生・保健に関する団体、経済回復や社会的弱者への食品提供に取り組む団体に寄付を行った。

また、支援を必要とする非営利団体にプロロジスの施設スペースを無償提供する「スペース・フォー・グッド・プログラム」では、13のマーケットで約110万m2、賃料換算で490万ドル(約5.3億円)相当を無償提供した。

なお、プロロジスはESG担当のシニアバイスプレジデントとして、イェン・ユー氏を採用。同氏は今後、環境・社会・ガバナンスへのポジティブなインパクトを創出し、ビジネス価値を生み出すESG戦略を指揮する。

■レポート全文(英語)
https://www.prologis.com/esg-report/2019

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