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山岡産輸/働き方改革、3年で労働環境を健全化

2020年07月06日/SCM・経営

山岡産輸は7月6日、労働環境の健全化を目指し、「社員のキャリアと働き方改革」をスタートした。

<働き方改革による目標数値>
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「残業時間削減」「有休消化率向上」「ダイバーシティの推進」「女性在籍率増加」「女性管理職比率増加」「20代在籍率増加」「離職率低下」の7つの目標に対して2023年の数値目標を設定し、達成に向けて取り組む。

これにより、運輸業の労働環境を健全化し、働きやすいイメージを持ってもらうことで、人材不足の解消や若年就業者層の獲得につなげる。

7項目で2023年に目指す数値目標は、残業時間(月80時間以上残業する社員の割合)が0%(業界平均4%)、有休消化率が50%(51.4%)、ダイバーシティ率が10%、女性従業員在籍率が20%(12.4%)、女性管理職比率が30%(10.3%)、20代在籍率が30%(9.4%)、離職率が10%(12.4%)。

目標達成への具体的な施策として、「残業時間削減」ではデジタコを使った運行状況可視化の取り組みを継続し、業務の効率化を推進する。

「有休消化率向上」では、代走制度を整備し、固定の配送ルートを担当するドライバーが有給休暇を取得しやすくする。

「女性在籍率増加」では、労働環境の改善や福利厚生の充実を図るほか、女性寮の設立も検討する。

「20代在籍率増加」では、免許取得支援制度と取得後のフォローで未経験者や高卒者の就業を後押しするほか、社員の紹介で入社した従業員への報奨金制度を設ける。

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