ジャパン マリンユナイテッド(JMU)は7月6日、三重県の津事業所で建造していた次世代省エネ型バルクキャリア「FRIEDRICH OLDENDORFF(フリードリヒ オルデンドルフ)」を引渡した。
FRIEDRICH OLDENDORFFは、鉄鉱石・石炭の太平洋トレード用のケープサイズバルカー「G-Series 209,000DWTバルクキャリア」の新構造規則適用版「G-Series 208BC」の5番船。
最新技術によって低抵抗・高効率を追求した最適船型や、独自の省エネデバイス「Super Stream Duct」「SURF-BULB」の最適化によって、大幅な燃費削減を達成している。
また、温室効果ガスの排出規制であるEEDIに対しては2020年以降の契約船に適用されるPhase2レベルを先取りして満足。SOxスクラバーやバラスト水処理装置等の機器を搭載するなど、さまざまな環境規制に対応している。
■主要目
全長:299.99m
幅:50.00m
深さ:25.0m
喫水:18.40m
載貨重量:20万8822トン
総トン数:10万7450
主機関:MAN-B&W 7S65ME-C8.5 ディーゼル機関1基
航海速力:14.50ノット
定員:25名
船級:NK
船籍:パナマ