ゼブラ・ テクノロジーズ・ジャパンは7月15日、物流倉庫などの現場で使用されるモバイル端末間での接近アラート発信や、コンタクト追跡機能を備えたソフトウェア「Zebra MotionWorks Proximity(ゼブラ・モーションワークス・プロキシミティ)」の提供を開始したと発表した。
Zebra MotionWorks Proximityは、始業時に端末を減菌消毒し、QRコードでクリーニング完了のステータスを記録するところから始まる。
業務中は作業員同士の距離を常に計測し、接近するとアラート音で通知。また、5分以内に3回以上アラートが発信されると「近接イベント」として記録し、ダッシュボード画面で履歴を確認することができる。
データは、従業員IDか匿名のユーザーIDに紐付き、「コンタクトトレース」画面で感染リスクのある個人のIDを追跡できる仕組みとなっており、企業は個人のプライバシーを確保しながら、実用的な情報を取得することができる。
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