ゼブラ・テクノロジーズジャパンは、倉庫業務運営に適した業務用android端末「MC20」を提供している。
「MC20」は、片手で簡単に操作でき、手の疲労が最小限になるように設計されている。軽量で人間工学に基づく形状をしており、53°の傾斜が付いたイメージャが備わっているため、傾けなくてもスキャンとディスプレイ表示を同時に行うことができる。
また、20キーの大型キーパッドによって、現在データ入力に使用しているハンディターミナルの使用感が得られるため、Androidに抵抗なく移行することが可能。キーパッドの配置は片手操作を想定した設計を採用している。
さらに、大型の4インチWVGAディスプレイによって、薄手の手袋を装着していてもタッチスクリーンを容易に操作できる。また、IP67と1.5mの高さから落下しても稼働する耐衝撃性能を備えた堅牢な設計であり、埃っぽい倉庫の中、雨、雪、高温、寒さといった野外環境で使用でき、コンクリート面に落としても、または水たまりの中に落としてしまっても問題なく使用することができる。
<スキャンエンジンはAndroid 14までアップグレード可能>
また、「MC20」のもう一つの特徴として、搭載されているAndroid OSやスキャンエンジンの優位性が挙げられる。
Zebraのスキャンエンジン「SD660とAndroid 11」をベースとするMC20は、Android 14までアップグレード可能であり、拡張性、セキュリティ、将来の安心を担保している。
データキャプチャに関しては、ユーザのどのようなニーズにも対応でき、汚れたり掠れたりしたバーコードでもすばやく読み取ることができる。高解像度の背面13MPカラーカメラによって、荷受け状態の証拠や返品された商品などを容易に記録することが可能だ。
そのほか、MC20は感染防止のため消毒にも耐えうる設計になっている。また、NFC内蔵のため軽くタップするだけでMC20とモバイルプリンタをペアリングすることができる。
さらに、MC20は付加価値の高い無料のMobility DNA Professionalツールを利用することで、使いやすさ、管理の簡素化、エンタープライズ向けのセキュリティを向上することが可能。セキュリティ、データキャプチャサポート、ワイヤレス接続、デバイス管理機能を強化し、標準のAndroidを補完する何百もの機能を提供する。
また、オプションのMobility DNA Enterpriseを購入すると、その他多数の先進的ツールを利用することもできる。このライセンスには、Wi-Fi利用のプレミアムな音声機能、無線によるAndroidのリモートアップデート、スキャンボタンを1回押すだけで複数のラベルから多数のバーコードをスキャンできる機能、データ入力が簡単になる5種類のエンタープライズクラスのソフトキーボードなどが含まれている。
■問い合わせ
https://connect.zebra.com/Contact-JPN
NXHD/DX推進へ、シンガポールのAIテクノロジースタートアップへ出資