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ゼブラ/江部松商事にハンディターミナル導入、出荷ミス3割削減

2024年02月07日/IT・機器

ゼブラ・テクノロジーズ・コーポレーションは2月7日、調理道具の総合商社・江部松商事に同社の倉庫業務向けハンディターミナル「MC20モバイルコンピュータ」を導入したと発表した。これにより江部松商事は、業務効率を改善し、出荷ミスを最小限に抑えることが可能となった。

江部松商事は新潟県燕市に本社を置き、調理道具の開発・卸売販売を行っている。業務用から家庭用まで、取り扱い数は9万点以上にのぼる。

従前は70名の現場スタッフが入庫処理、ピッキング、出荷検品、在庫管理のため、1日あたり計約1400分(約23時間)かけて倉庫内を移動し、特定の場所に設置されたコンピューターにアクセスしていたが、導入後は各スタッフが手元のハンディターミナルでリアルタイムな情報を確認できるようになり、移動時間を削減することができた。

江部松商事システム部の松井進 課長代理によると、「ハンディターミナルの導入により、入庫処理、ピッキング、出荷検品、在庫管理の作業に費やす従業員の時間が1日あたり約23時間削減された。また、優れたスキャン性能により、出荷ミスを最大30%削減できた」と効果を語っている。

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