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アルフレッサ、ヤマトロジ/ヘルスケア商品の共同配送で業務提携

2020年07月21日/SCM・経営

アルフレッサとヤマトロジスティクスは7月21日、医療用医薬品、一般用医薬品、医療機器、医療材料、診断薬等の「ヘルスケア商品」の共同配送スキームの構築に向けた業務提携契約を締結したと発表した。

アルフレッサとヤマトロジスティクスの両社が締結したのは、まず「ヘルスケア商品配送業務の効率化を目的とした各種システム開発における協力」。

これは、第1段階として、アルフレッサのヘルスケア商品配送業務の効率化を目的に、日々の配送業務量を予測するシステムや適正配車システム等の開発を両社が協力して行う。

また、開発する各種システムの活用によって、ヘルスケア商品に関する物量等の予測データに基づいて配送に係る人員の最適化を行う。これにより安定したヘルスケア商品提供体制の構築を実現する。

次に「配送能力の増強を目的とした各種システム開発における協力」を行う。

これは、第2段階として、ヘルスケア商品の配送品質を維持しながら配送能力の増強を可能とする各種システム開発を行う。第2段階で開発する各種システムを先に開発したシステムと連携し、ヘルスケア業界全体に提供することで、一定の品質維持と配送能力の大幅な増強の両立を可能にする。

なお、アルフレッサとヤマト運輸は2019年1月に「医薬品流通研究会」を共同設立し、また両社が共同開発した「調剤薬局向け在宅医療支援サービス」を 2019年9月に発表した。さらに本年6月にはアルフレッサと、ヤマトロジスティクスとの間で「遠隔処方領域における相互協力」について合意している。

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