THKは9月1日、ルートテープが不要の誘導方式を採用した搬送ロボット「SIGNAS」の受注を開始した。
「SIGNAS」は、内蔵カメラで目印となるサインポストを認識しながら自律移動する。
サインポストを設置するだけで経路の設定が可能で、経路の変更もサインポストの移動で可能。障害物を検知するLRF(レーザレンジファインダ)とバンパーセンサを搭載し、進行方向に遮蔽物があれば安全に停止することができる。
積載タイプと牽引タイプの2種類をラインナップしており、AGVでは困難な段差やスロープのある場所、屋外と屋内を行き来するエリアなどでも運用することができる。
■「SIGNAS」紹介サイト
https://www.thk.com/?q=jp/node/21237