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プロロジス/茨城県つくば市に15.6万m2の物流施設開発決定

2020年09月09日/物流施設

プロロジスは9月9日、茨城県つくば市においてマルチテナント型物流施設「プロロジスパークつくば 3」の開発を決定したと発表した。

<「プロロジスパークつくば 3」完成予想パース>
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「プロロジスパークつくば 3」の開発地は、圏央道と常磐道のクロスポイントに位置している。圏央道「つくば中央」IC からわずか 2.0㎞、常磐道「谷田部」IC から約5.8㎞の地点に立地しているため、北関東方面への配送に加えて、圏央道を利用して都心部を経由することなく東西広域および東日本全域をカバーすることが可能になり、広域戦略拠点としても活用可能な物流適地だ。

開発地は、つくばエリアの中心駅であるつくばエクスプレス線「研究学園」駅より約1.3㎞と通勤利便性にも優れている。つくば市は人口増加が続いており、生産年齢人口の割合が高く、開発地から自動車10分圏内に複数の住宅地が立地している。

また、圏央道の他の物流ハブのように大型物流施設が集中していないため、雇用確保にも有利な環境だと言える。また、浸水や液状化の可能性が極めて低く、周辺に活断層がないことから、事業継続の観点からも優れた立地である。

プロロジスはこれまでに、つくば市内において、ZOZOの専用(BTS 型)物流施設として「プロロジスパークつくば 1-A」「プロロジスパークつくば 1-B」「プロロジスパークつくば 2」の 3棟の施設を開発しており、これらの施設は ZOZO のアパレル EC 配送での基幹拠点となっている。

「プロロジスパークつくば 3」の計画概要では、約6万8500m2の敷地に 5階建て約15万6000m2のマルチテナント型物流施設として計画している。ダブルランプウェイを備え、大型車両が直接上階にアクセス可能な設計とする計画だ。つくば市では、マルチテナント型の先進的物流施設はこれまでに供給がなく、周辺地域で賃貸型物流施設を必要とするカスタマーにあらたな選択肢を提供する。

また、学術・研究都市であるつくばの立地特性を活かし、施設内で最新技術の実証実験などを行うためのラボ機能や、インキュベーションにも寄与するシェアオフィス・スモールオフィスなどの整備を入居企業や外部機関とも連携しながら検討する予定としている。

■概要
名称:プロロジスパークつくば 3
開発地:茨城県つくば市
敷地面積:約6万8500m2
計画延床面積:約15万6000m2
構造:地上5階建
着工予定:2021年
竣工予定:2023年

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