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東北アルフレッサ/福島県郡山市で最新鋭物流センター稼働

2020年09月25日/物流施設

アルフレッサホールディングスは9月23日、子会社の東北アルフレッサが福島県郡山市で「郡山物流センター」を稼働したと発表した。

<東北アルフレッサ郡山物流センター>

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郡山物流センターは、土地、建物、物流機器等に総額68億円を投じて建設した南東北エリアの最新鋭物流拠点で、建屋の規模は地上3階建て延床面積1万8000m2。東北アルフレッサが東北地方の物流中核拠点として活用する。

GDPガイドラインに準拠した施設で、約2万7千品目の豊富な在庫を保有。福島県、宮城県、山形県をカバーし、一月あたり100億円の出荷を見込んでいる。

<敷地内に設置した自家給油所>
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<非常用発電機>
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<屋上ヘリポート>
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施設の特徴としては、PIC/S GDPに準拠し、全ての入出荷口にドックシェルターや二重シャッターを設置。空調設備のバックアップ機能や防虫・防鼠対策など厳格な温度管理と衛生管理を行っている。

また、デジタル・アソート・システムを導入し、仕分け精度の向上や付帯作業の軽減による生産性の向上を実現。BCPの面では、免震構造の採用や72時間稼働の非常用発電機の設置、建物屋上のヘリポートの設置、自家給油所の設置等により、大規模災害時の安定稼働に加え、営業エリアを超えた緊急対応も可能となっている。

■東北アルフレッサ郡山物流センター概要
所在地:福島県郡山市喜久田町字松ヶ作15-1
敷地面積:2万345m2
建築面積:6272m2
延床面積:1万8126m2
構造:鉄骨造3階建
保管品目:2万7000品目
設備投資額:総額68億円(土地、建物、物流機器等)
カバーエリア:福島県、宮城県、山形県
出荷能力:100億円/月
稼働開始日:9月23日

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