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TAKADA、伊藤忠テクノ/大型家具配送で合弁会社設立

2020年09月28日/SCM・経営

TAKADAと伊藤忠テクノソリューションズは9月28日、インテリア系大型商品の配送を行う物流の合弁会社「TriValue」を設立したと発表した。

新会社では、物流クラウドサービスを活用した大型家具などの配送元請事業を9月から開始し、家具メーカーや小売業者に配送や倉庫を含めた物流サービスを提供している。

サービスでは、荷主、消費者、配送事業者に向けた総合的な物流プラットフォームを活用し、配送可能日や状況をリアルタイムで可視化したり、配送ルートや積み荷を最適化することで、消費者の利便性の向上と業務の効率化を実現する。

TAKADAは、関東での配送事業を行うタカダ・トランスポートサービスを傘下にもつ持株会社で、新会社での配送業務を担う。

伊藤忠テクノソリューションズは、2011年からPOSやECシステムと連動して配車計画を自動作成し、輸配送を最適化するクラウドサービス「Mobile Asset Management Service(MAMS)」を提供している。今回、新会社はMAMSを活用し、効率的な共同配送サービスを実現するDXを実践していく。

■新会社の概要
商号:TriValue(トライバリュー)
※社名の由来:荷主、消費者、配送事業者三者の利益に貢献する物流サービスを提供
所在地:さいたま市見沼区東大宮5-33-12
設立:2020年6月1日
事業内容:一般貨物自動車運送事業、特定貨物自動車運送事業、貨物軽自動車運送事業並びに貨物利用運送法による利用運送事業及び運送取次事業
倉庫業
コンピューターソフトウエア・ハードウエアの企画、製造、販売、保守並びに付加価値運用サービスなど

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