国交省/シベリア鉄道で日本~欧州間のパイロット輸送を実施

2020年11月02日 

国土交通省は11月2日、ロシア鉄道と協力し、海上輸送、航空輸送に続く第3の輸送手段の選択肢としてシベリア鉄道の利用を促進していくため、ブロックトレイン(1編成借上げ列車)での日本~欧州間のパイロット輸送を実施すると発表した。

<シベリア鉄道による貨物輸送パイロット事業>
シベリア鉄道による貨物輸送パイロット事業

国交省では、これまでロシア鉄道と協力し、2018年度に日本-モスクワ間、2019年度に日本-欧州間のシベリア鉄道による貨物輸送パイロット事業を実施した。

今般、さらに踏み込んだ形で利用促進に向けた課題を検証するため、国土交通省が公募・選定した参加者の貨物につき、ブロックトレイン(1編成借上げ列車)での日本~欧州間のパイロット輸送を実施するもの。

パイロット輸送の内容は、発地を日本、着地をロシアの西側に位置する欧州諸国とし、輸送手段の一部にウラジオストク発のシベリア鉄道のブロックトレイン(1編成借上げ列車)を利用したコンテナ貨物のパイロット輸送となる。

■予定スケジュール
11月5日~6日:横浜港出港
11月8日:神戸港出港
11月12日:富山新港出港
11月13日~14日:ウラジオストク港着
11月18日:ブロックトレイン出発(ウラジオストク駅)
12月上旬頃:欧州到着 (年内に輸送完了予定)

なお、1970~80年代にかけてシベリア鉄道は日本から欧州等に向けた貨物輸送に活発に利用されていたが、1991年のソ連崩壊以後は、貨物の輸送量は激減していた。しかし昨今は、輸送日数等の面で一定のメリットが存在することから、海上・航空輸送に続く第3の輸送手段として、シベリア鉄道への期待が寄せられている。

最新ニュース

物流用語集