センコーグループホールディングス傘下のセンコーは11月4日、シンバホールディングス傘下で物流事業を行う「あんしん」と、沖縄での両社事業のさらなる拡大を図るべく、業務提携に向けた検討を開始すると発表した。
センコーは、多くの量販・小売業の顧客との取引があり、国内各地から沖縄の店舗向け商品の配送なども行っている。島内での物流業務は、あんしん社をはじめとした現地の物流会社に委託しているが、沖縄での拠点機能整備や販路拡大、国内各地からの物流サービスの構築・ネットワーク強化などが課題となっていた。
あんしん社は、沖縄県内で販売する量販・小売業の多くの顧客と取引がある沖縄でトップ 3に入る大手物流企業で、沖縄向け貨物の開拓など、さらなる事業拡大を目指している。
この状況の中、両社の営業力、ブランド力、現場力を活かした国内外と沖縄間や沖縄での物流事業拡大、センコーGHDが行う商事事業やライフサポート事業(介護、フィットネス等)などの沖縄での展開等を業務提携の骨子として、具体的な検討を開始することで合意したもの。
■概要
社名:あんしん
所在地:沖縄県浦添市西洲 2-7-4
設立:1981年9月1日(創業1965年2月)
資本金:5300万円
主な事業内容:沖縄向けのロジスティクス・プランニング、物流包括受注