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三井倉庫HD/4~9月の売上高3.8%減、営業利益14.3%増

2020年11月04日/決算

三井倉庫ホールディングスが11月4日に発表した2021年3月期第2四半期決算によると、売上高1189億4900万円(前年同期比3.8%減)、営業利益80億7200万円(14.3%増)、経常利益81億5500万円(24.1%増)、親会社に帰属する当期利益50億4000万円(44.0%増)となった。

物流事業の売上高は前年同期比45億7800万円減の1146億1700万円、営業利益は9億4500万円増の67億1800万円となった。

感染症拡大防止のための国内外における経済活動の制限の影響を受け、顧客企業の生産活動の鈍化に伴い海上および航空フォワーディング業務の取扱が減少したこと、業務用産業機器や港湾運送業務におけるコンテナの取扱減少などにより減収となった。

一方、巣ごもり消費拡大による家電メーカー物流等の取扱が増加したこと、顧客の生産活動再開または回復に伴う各種原材料の調達物流により取扱が増加したこと、航空貨物輸送の運賃高騰、各種販管費が減少したこと等に加え、注力しているソリューション型物流業務の新規取扱開始、前期に開始した医薬品物流の通期寄与等により増益となった。

通期は、売上高2340億円(2.9%減)、営業利益140億円(18.6%増)、経常利益138億円(31.0%増)、親会社に帰属する当期利益80億円(25.1%増)を見込んでいる。

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