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川崎汽船/4~9月の売上高19.4%減、営業損失102億円

2020年11月05日/決算

川崎汽船が11月5日に発表した2021年3月期第2四半期決算によると、売上高3001億100万円(前年同期比19.4%減)、営業損失102億200万円(前期は110億6500万円の損失)、経常利益99億7800万円(25.4%減)、親会社に帰属する四半期純利益96億7800万円(前期は163億1100万円の損失)となった。

セグメント別の業績は、ドライバルクが売上高880億円(24.3%減)、営業損失93億円(前期は2億円の営業利益)。エネルギー資源が売上高378億円(13.8%減)、営業利益34億円(26.0%減)。製品物流が売上高1617億円(17.0%減)、営業利益187億円(79.1%増)だった。

ドライバルクセグメントでは、全体では、運航コストの削減、配船の効率化に努めたが、低迷した前期市況の影響も残り、前年同期比で減収となり、損失を計上した。

製品物流セグメントでは、自動車船事業が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響で、世界的な販売の低迷、各国工場での生産停止などにより、海上輸送需要が大幅に減少した。停船やサービスの一時的な見直し、余剰船処分等によるコスト削減策を実施したが、前年同期比で減収となり、損失を計上した。

通期は、売上高5900億円(19.8%減)、営業損失250億円、経常利益0円、親会社に帰属する当期純利益200億円(279.5%減)を見込んでいる。

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