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日本郵船/4~9月の売上高12.5%減、営業利益5.4%増

2020年11月05日/決算

日本郵船が11月5日に発表した2021年3月期第2四半期決算によると、売上高7220億3100万円(前年同期比12.5%減)、営業利益166億9000万円(5.4%増)、経常利益474億2800万円(196.1%増)、親会社に帰属する当期利益221億8000万円(99.4%増)となった。

セグメント別の定期船事業の売上高は813億円(21.5%減)、経常利益は284億円(292.7%増)だった。

コンテナ船部門では、OCEAN NETWORK EXPRESS PTE. LTD.(“ONE社”)は新型コロナウイルス感染症拡大の影響による世界的な荷量の減少を受けて前年同期比で積高減少となった。主要航路である北米航路では、運賃・消席率が前年同期を上回り収支良化に大きく寄与し、欧州航路では積高は前年同期を下回ったものの、高い消席率を維持した。費用面では、燃料費の減少に加えて、傭船の返船など費用削減への取り組みを行った結果、収支改善に寄与した。国内及び海外ターミナルでは、ともに取扱量が減少し、前年同期比減益となった。

定期船事業全体では前年同期比減収となったが、業績は大幅に改善し増益となった。

物流事業の売上高は2350億円(1.3%減)、経常利益は81億円(352.1%増)だった。

通期は、売上高1兆4600億円(12.5%減)、営業利益300億円(22.5%減)、経常利益700億円(57.3%増)、親会社に帰属する当期利益350億円(12.4%増)を見込んでいる。

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