遠州トラックが11月6日に発表した2021年3月期第2四半期決算によると、売上高185億4200万円(前年同期比13.0%増)、営業利益13億9000万円(23.4%増)、経常利益14億2500万円(25.7%増)、親会社に帰属する当期利益9億8100万円(27.3%増)となった。
工業系貨物の輸送量は大きく落ち込んだが、インターネット通販向けの物流拠点間輸送が増加したこと、巣ごもり需要による食品、家電品、日用品・衛生用品等の商業系貨物が高水準で推移したことなどから、増収となった。
利益面では、輸送事業の拡大に加え、軽油価格が低水準に推移した結果、増益となった。
通期は、売上高375億円(10.3%増)、営業利益27億円(15.1%増)、経常利益26億9000万円(15.2%増)、親会社に帰属する当期利益18億4000万円(15.9%増)を見込んでいる。