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SBSHD/共同設立の日本物流未来ファンドの第1号投資先決定

2020年11月10日/SCM・経営

SBSホールディングスが日本政策投資銀行と共同設立した「日本物流未来ファンド」が11月10日、初の投資契約が締結され、11月6日に出資手続きが完了したと発表した。

<日本物流未来ファンドスキーム図>
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ファンド初となる投資先は、千葉県千葉市のアイアンドアイ千葉中央。同社は、年間売上高15億円規模の貨物軽自動車及び一般貨物自動車運送事業者で、千葉県及び東京都東部でネットスーパー配送、ルート便、企業専属便などの軽貨物運送を営んでいる。

日本物流未来ファンドは、物流業界における事業承継および地域物流配送網の維持を目的としており、この件はSBSグループの小口配送網強化戦略と、アイアンドアイ社の事業拡大ニーズが合致したことから合意に至ったもの。

同社は今後、営業網の拡充、収支・財務の改善、コンプライアンス体制の整備等、DBJとSBSグループのノウハウを活用したバリューアップ施策により競争力強化を図る。

また、一定期間が経過した後はファンドを退出し、SBSグループに加入する予定。

なお、日本物流未来ファンドは、SBSHDおよび投資先企業のシナジー効果を追求することで、SBSグループとしての配送網強化を推進するとともに、地域社会にとって不可欠な配送網の維持拡充を図っていく。今後も地域で活躍する企業への投資を推進していく考えとしている。

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