いすゞ自動車は11月12日、国土交通省にフォワードのリコールを届け出た。
不具合の部分は原動機(燃料噴射装置)。
中型トラック及びバスの燃料噴射装置において、インジェクタ取付ボルトの締付トルク指示が不適切なため、インジェクタガスケットのシール性が不足しているものがある。そのため、燃焼ガスが漏れてインジェクタ取付ボルトが緩み、振動が大きくなってこのボルトが折損し、エンジンが停止して走行できなくなるおそれがある。
全車両、ガスケットを対策品に交換し、適正トルクで締め付ける。なお、燃料噴射装置が損傷している場合は損傷部品を新品に交換する。
リコール対象車の台数は計8万5945台。不具合の件数は149件、事故はなし。
■型式等は下記URLを参照。
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001371556.pdf