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フェデックス/学生のイノベーションと起業家精神の育成を支援

2020年12月15日/3PL・物流企業

フェデックス エクスプレスと-ジュニア・アチーブメント日本は、ビジネスアイデア コンテスト「フェデックス/ジュニア・アチーブメント インターナショナル・トレード・チャレンジ 2020(FedEx/JA ITC)」で、日本代表チームの最終選考会となる国内大会を12月13日に開催した。

この大会で選出された3チームが、日本代表として FedEx/JA ITC 国際大会(2021年3月開催)に臨む。

1位のチームは mofu、本郷高等学校の栗山慧三さん、赤澤侑さん。宇宙構造工学の研究に基づく折りたたみ方である、ミウラ折りの技術を使った蚊帳「MosWall」を考案。カンボジアを旅行する、主にヨーロッパからのバックパッカーや若年層の旅行者をターゲットに、簡単に持ち運べる軽量サイズで、簡単に組み立てることができるようにした。

2位のチームは Two Aquarius、広尾学園高等学校の芳川華保さん、濱本伊紗さん。水道水を 99.9%除菌することができる折り曲げられるフィルター付きボトル「Tach Sc2an」を考案。市街地に設置された給水所で給水時、ボトルのバーコードをスキャンすることで、ポイントが付与され近隣の店舗等でクーポンとして利用することができる。

3位のチームはHaseyama、N 高等学校の山下愛里彩さん、広尾学園高等学校 長谷川新誠さん。カンボジアにワーケーションに行きたいと考える日本人向けホテル予約アプリ「 WOLIDAY」を考案。現地のホテルが提供する空室情報をアプリに集約し、ユーザーは定額料金を支払うことで、価格に応じたランクのホテルを、サブスクリプション方式で予約し利用できるサービス。

今年の FedEx/JA ITC 日本国内大会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、2008 年の開始以来初めてオンラインで開催。今年は、「カンボジアを対象とした旅行関連商品およびサービス」というテーマに取り組み、革新的なビジネスアイデアを提出した49チーム(1チーム学生2名)が参加した。書類選考を通過した8チームが、フェデックスと他のサポート企業からなる審査員に対して、アイデアと戦略についてのプレゼンテーションをオンラインで行った。

このプログラムは、日本では13回目を数え、海外市場に向けた革新的なアイデアを考える、刺激的な機会を提供することで、若者の起業家精神を鼓舞するプログラム。プログラムの過程で、学生の国際貿易知識の幅を広げ、アジア太平洋地域の他の学生と交流する機会を提供して、将来の可能性を広げることを目的にしている。

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