MUJINは12月15日、ホームセンターを展開するコーナン商事のコーナン川崎ベイ流通センターで、混載デパレタイズロボットを稼働させたと発表した。
<コーナン川崎ベイ流通センターで稼働中の混載デパレタイズロボット>
このロボットでは、パレットに混載された形や大きさが異なる段ボール商品の荷下ろしの自動化を実現した。
ロボットの動作を制御する「MUJINコントローラー」によって、事前のケース登録なしで荷下ろしが可能。また、荷物の大きさと重さに応じてロボットアームの移動速度を制御し、最適な速度で荷下ろしが行えるようになっている。
荷物をつかむハンド部分には汎用性の高い汎用ハンドを使用したことで、小型・軽量~大型・重量品までさまざまな商品に対応。対象物を識別する3Dビジョンは、高い認識精度によって一般的に大きさなどの識別が困難な無地や透明テープが張られた段ボールも認識できる。