海運界の重大ニュース/コロナで荷動きや船員交代に影響等

2020年12月15日 

日本船主協会(JSA)は12月15日、海運界の2020年重大ニュースを発表した。

コロナ、経済、環境、安全運航、人材確保、認知度向上、内航の各関連ニュースをまとめている。

コロナ関係では、海上荷動きについて世界的パンデミックの影響で自動車やコンテナ等の製品輸送が春を中心に落ち込んだほか、原料輸送も総じて荷動きが鈍化。年後半からは、各国での経済活動再開に伴い製品・原料輸送ともに回復基調にあるものの、世界的な感染再拡大により先行きに予断を許さない状況としている。また、各国による移動制限や検疫強化によって、船員の交代に甚大な影響が出たことも取り上げた。

経済では4月に適用されたパナマ運河とスエズ運河の通航料値上げなどを、安全運航では7月にモーリシャス島沖で発生したばら積み船「WAKASHIO」の座礁事故などを、それぞれ紹介している。

■トピック一覧
「コロナ関係」
新型コロナウイルスの流行が、海上荷動き・船員交代問題をはじめ海運界に多大な影響を及ぼす

「経済関係」
船舶特償、国際船舶の固定資産税の特例の延長等が認められる
造船業・外航海運業の基盤整備策の検討が進む
パナマ・スエズ両運河で通航料が値上げ、パナマ運河は渇水対策新料金も導入

「環境関係」
GHG・SOxなど環境規制への対応が前進

「安全運航関係」
世界各地で海賊・テロの脅威等に対する警戒が続く
モーリシャス沖の座礁・油濁事故への対応

「人材確保関係」
外国人船員に対する承認制度の対象が拡大
コロナ禍で学校関係者とのガイダンス、情報交換会等をリモート形式で開催

「認知度向上関係」
新たな教科書が使用開始、海運教育進展の契機に

「内航関係」
国交省が今後の内航海運政策のあり方を纏める

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