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国交省/ASEANと物流で連携強化、コールドチェーンで合意目指す

2020年12月25日/国際

国土交通省は12月15日、第17回日ASEAN物流専門家会合をWeb会議形式で開催した。

<第17回 日ASEAN物流専門家会合の様子>
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この会合では、日本とASEAN各国との物流分野での連携強化に向けて、同分野の取組の紹介や意見交換を行った。また、今年度日本が策定する予定のJSA-S1004認証審査ガイドラインを紹介するとともに、同ガイドラインをASEAN各国における認証体制の整備に向けて活用することを提案し、今後議論していくことを確認した。

国土交通省より、コールドチェーン物流サービス規格(JSA-S1004)の発行を踏まえ、今年度日本が策定する予定の「JSA-S1004認証審査ガイドライン」を紹介し、同ガイドラインをASEAN各国における認証体制の整備に向けて活用することについて各国の合意を目指し、今後議論していくことを確認した。

日本海事協会より、小口保冷配送サービス規格(ISO23412)の普及に向けた取組として、タイで開催予定のセミナーについて情報共有し、タイ運輸省の支援を依頼したところ、タイ運輸省より協力の意向が示された。

物流事業者(ヤマトホールディングス及びTYGC)より、コールドチェーン物流サービス規格のメリットや普及に向けた政府の協力の重要性について説明。ASEAN各国より、コールドチェーン物流の現状について報告が行われるとともに、ブルネイ、インドネシア、ラオス、マレーシア、シンガポール及びタイから、コールドチェーン物流サービスに関する規格の国家規格化等に向けた動きについて説明があり、日本の支援への期待が表明された。

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