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NTTロジスコ/AI画像認識技術を用いた自動検品システム導入

2021年02月01日/IT・機器

NTTロジスコは2月1日、レンタル機器の再生品でのセット化検品作業において「AI画像認識技術を用いた自動検品システム」を導入したと発表した。

<従来とのワークフローの違い>
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<埼玉物流センターに設置した「AI画像認識技術を用いた自動検品システム」>
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NTTロジスコでは、環境負荷低減を目的とした3R活動の一環として、撤去・回収したレンタル通信機器を再利用可能とするためのリファビッシュ業務(クリーニング、動作試験、再生品のセット化等)を実施している。

クリーニング済のレンタル機器本体と付属品である電源アダプターのセット化作業においては、電源アダプターにバーコード等の商品識別子が付与されていないことから、作業者が電源アダプターに印字されている製造メーカー・製品モデルの文字を目視で確認し、物品コードを特定した後、物品コードをWMS(物流管理システム)に入力する必要があった。

また、目視による誤判定を防止するため、2名体制で検品作業を実施する必要があり、人手作業と作業の属人化からの脱却が課題となっていた。そこで、自動化による生産性向上・品質向上・標準化を目的として、埼玉物流センターにおいて「AI画像認識技術を用いた自動検品システム」によるセット化検品作業を開始した。

このシステムは再生品の機器本体の製造番号(MACアドレス)と電源アダプターの物品コードをAI画像認識技術を用いてテキスト化し、システム上で自動的に検品するというもの。

作業は「1.カメラで機器本体の製造番号と電源アダプターの製造モデルの文字情報を同時に撮影し、撮影画像を当システムへ送信」「2.このシステム上で画像認識処理(AI-OCR)をし、電源アダプターの物品コードを取得」「3.2のデータと登録済みのマスタデータを照合し合致した場合、当システムからWMSに2.のテキストデータを送信し、検品完了」となる。

導入効果として、「1人当たり処理台数の生産性60%向上」「検品ミス0%を達成し品質向上を実現」「熟練作業者に依存しない作業体制の確立」「セット化した証跡を画像データで蓄積が可能」「コロナ禍においても三密を回避した作業環境を確保」を挙げている。

今後NTTロジスコでは、従来システム化できなかった他物流、他製品の目視検品作業において当技術の展開を予定している。また、リファビッシュサービスでは、今後も製品の回収から再生業務までワンストップで顧客のレンタルサービスやサブスクリプションサービスを支えるサービスを充実していくとしている。

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