安田倉庫が2月4日に発表した2021年3月期第3四半期決算によると、売上高350億8900万円（前年同期比1.1％増）、営業利益23億2100万円（12.4％減）、経常利益28億1700万円（9.8％減）、親会社に帰属する四半期純利益16億7800万円（19.2％減）となった。
物流事業では、新型コロナウイルスの影響等で倉庫作業料や国際貨物取扱料が減少。一方、前期に子会社化した大西運輸による陸運料の増加や、倉庫施設の新設や拡張による保管料が増加した結果、売上高が306億3400万円（4.1％増）、営業利益が22億3000万円（10.1％減）となった。
不動産事業の売上高は48億6500万円（15.1％減）、営業利益は16億500万円（2.0％減）だった。
通期は、売上高470億円（0.8％増）、営業利益29億円（16.4％減）、経常利益39億円（12.4％減）、親会社に帰属する当期純利益24億円（18.6％減）を見込んでいる。
