アスクルは3月31日、東京都と「災害時における物資の調達・輸送等に関する協定」を締結したと発表した。
協定は、埼玉県日高市、大阪府吹田市、福岡県福岡市に続きアスクルが締結する4番目の災害時協定となる。地震等による大規模災害が発生した際、または発生するおそれがある場合、東京都の要請に応じ、必要物資の供給や、物資輸送などについて支援協力するもの。
アスクルは2018年1月、 物流センター近隣の人々にとって安全・安心な物流センターを運営し地域に貢献していけるよう、物流センター所在地である埼玉県日高市、および大阪府吹田市との災害時協定を締結した。これに続き2019年5月に、同様に福岡県福岡市との間でも災害時協定を締結した。
同社は、物流センターに日用品や食糧などの生活必需品を潤沢に在庫し、また大量の商品を効率的に輸送、必要な拠点へ迅速に提供することができる物流機能や専門的な知識を有している。災害発生時では行政の要請に応じ、避難所等向けの支援物資や物流機能を提供することで、地域の人々のライフラインの役割を果たしていく。
アスクルは、2020年12月に発表したマテリアリティ(重要課題)のひとつとして「ライフラインとしての責任の全う」を掲げている。これからも同社の物流機能の高度化、強靭化を進めライフラインとしての責務を果たしていくとしている。
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