鴻池運輸/トヨタ、熊本赤十字の燃料電池医療車実証実験に協力

2021年03月31日 

鴻池運輸は3月31日、トヨタ自動車および熊本赤十字病院による世界初となる「燃料電池医療車の利活用実証実験」 に協力し、燃料電池医療車(FC医療車)に搭載する医療機器を寄贈すると発表した。

<燃料電池医療車(FC医療車)の外装>
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<燃料電池医療車(FC医療車)の内装>
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今回の実証実験は、燃料電池自動車をベース車両としてカスタマイズした FC 医療車を、平時の医療活動だけでなく災害時および訓練などで医療車・電源車として利活用することで、社会における燃料電池自動車の有効性の確認と、新たな価値を見出すことを目的として実施。

鴻池運輸は、この実証実験に向けてFC医療車に搭載する3種類の医療機器計4台を熊本赤十字病院に寄贈するとともに、今後もこの実証実験に継続的に参加していく予定だ。

これまで鴻池運輸は、同社が参画する救急・災害時ドローンプラットフォームネットワーク(主幹:東京電機大学・日本医科大学千葉北総病院)の取り組みを通じて、熊本赤十字病院が主体となり2020年2月に実施した「ドローンを用いた高品質医療物流サービスの実現に向けた実証試験」 に参画するなど、救急災害医療への取り組み・研究を進める病院・大学・企業のプロジェクトの一員として、緊急時対応の知見を重ねてきていた。

なお、熊本赤十字病院とトヨタは、FC医療車が従来の医療車にはない新たな価値創出の可能性があると考えており、両社の知見と技術を持ち寄り、FCVならではの高い環境性能を活かし、医療スタッフや患者のストレスが軽減できる医療車として用途の拡大を探求していく。災害発生時に安心して電気が供給できるよう、医療現場や被災地での電源供給能力の有効活用を視野に実証を行う。

また、医療車として患者の緊急搬送はもちろんのこと、献血バスや検診車への電力供給、過疎地への出張診療、PCR検査など、保険医療分野での幅広い応用および展開も期待できると考えている。

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