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プロロジス/福岡県小郡市で福岡ロジテム専用物流施設を起工

2021年05月25日/物流施設

プロロジスは5月25日、福岡県小郡市において、「プロロジスパーク小
郡」起工式を行ったと発表した。

<「プロロジスパーク小郡」完成予想パース>
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<写真左から:プロロジスの山田社長、福岡ロジテムの小林社長、小郡市の加地市長、小郡市の見城副市長>
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「プロロジスパーク小郡」は、日本ロジテムのグループである福岡ロジテム専用のBTS型施設として開発する。起工式には、福岡ロジテムの小林専司社長をはじめ関係者、設計・施工を担当する西松建設の髙瀨 伸利社長をはじめ関係者、プロロジスからは山田 御酒社長らが参列し、工事の無事と事業の発展を祈願した。

「プロロジスパーク小郡」開発地は、大分自動車道「筑後小郡 IC」から至近に位置する。九州自動車道、大分自動車道、長崎自動車道や国道3号など、九州の東西南北を結ぶ主要な幹線道路の結節点「鳥栖 JCT」から約5分の地点に立地している。九州全域および福岡市内へアクセスしやすい好立地であり、博多港、福岡空港などの物流ハブや近隣都市を結ぶ立地優位性を備えている。

物流の要所である「鳥栖 JCT」周辺の土地供給が限られる中、今後、小郡エリアは九州での新たな物流ハブになっていくと見込まれる。開発地周辺は、地盤が強固であり、ハザードマップ上でも水害や浸水のリスクが極めて低いため、防災性・事業継続性の観点からも優れた立地である。

<上空から見た開発地>
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「プロロジスパーク小郡」は、約 3万2000m2の敷地に延床面積約2万7000m2、地上2階建て片面バースのBTS型物流施設として計画している。現在、入居企業のニーズに沿った施設計画を進めており、本年6月着工、2022年6月竣工を予定している。

なお、開発計画を進めるにあたり、プロロジスは小郡市と「立地協定」および「環境保全に関する協定」を取り交わし、24日に協定書に調印した。「立地協定」は、地域経済・産業の振興を目的とし、協定書には雇用や資材調達において地域住民・地元企業を優先することなどが盛り込まれた。「環境保全に関する協定」は、地域住民の健康・生活環境・自然環境の保全を目的とし、大気汚染防止などに言及している。

■計画概要
名称:プロロジスパーク小郡
所在地:福岡県小郡市山隈
敷地面積:約3万2000m2
計画延床面積:約2万7000m2
構造:地上2階建、S造
着工:2021年5月
竣工予定:2022年6月末

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