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ヤマト運輸/届け先情報の二次元コード伝票に「EAZY」対応

2021年05月31日/IT・機器

ヤマト運輸は6月1日より「EAZY」において、「置き配」時の個人情報漏洩リスク低減に向け、EC事業者が発行する届け先情報の二次元コード伝票に対応した配達を開始すると発表した。

<サービスイメージ>
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<二次元コード化された伝票イメージ(配達票あり)>
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<「置き配」時の二次元コード化された伝票イメージ>
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開始時は、ZOZOが運営するファッション通販サイト「ZOZOTOWN」で購入された、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県エリアへ配達する商品を対象とし、8月2日より対象を全国へ拡大する。

EC事業者が、届け先の個人情報を二次元コード化して配送伝票を発行し、荷物に貼付して発送する。発送された荷物は、リアルタイムで更新される利用者からの受け取り要望の情報をEAZY CREWなどに連携し、利用者が希望する受け取り方法で配達される。

二次元コードの使用で、配送伝票上の個人情報が判別できないため、個人情報漏洩のリスクを低減でき、利用者は安心して「置き配」などを指定できる。

さらに、梱包資材を廃棄する際も、個人情報の印字が無いため、伝票を自身で剥がす手間を解消できる。

今後の展開では、顧客がより便利に、安心してECを利用してもらうために、出荷情報の二次元コード化など、出荷から配送までの一連の工程を、最先端のバーコードスキャンや物体認識技術、拡張現実(AR)などのコンピュータービジョンを活用した新たな付加価値の提供を進める。

今後も、多様化する顧客のニーズに対応するため、成長が見込まれる ECを物流からしっかりと支えることで、「EC エコシステム」を構築していくとしている。

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