東京流通センター(TRC)は6月1日、平和島にある物流ビルA棟(1971年竣工・約17.3万m2)を2021年5月末に閉館、解体工事に着手したと発表した。
新物流ビルA棟については、2021年12月に新築着工、2023年夏の竣工を目指してプロジェクトを始動している。
この敷地は、東京都心・羽田空港・大井ふ頭に近接、首都高速1号羽田線・湾岸線まで数分、また、東京モノレールの「流通センター」駅徒歩1分と雇用優位性が高く、物流拠点として最適かつ希少な立地。TRCでは敷地内施設の再開発1弾として物流ビルB棟(延床面積17.1万m2)を2017年6月に竣工し、都内湾岸部屈指の大規模マルチテナント型・都市型物流施設として、竣工以来満床で稼働している。
長期にわたる運営管理・開発の両機能を備えたTRCならではの強みを活かし、新物流A棟については、物流ビルB棟開発・運営で得られた利用者の声を反映した計画とするとともに、昨今の社会環境の変化や、物流ニーズの多様化にも対応し、これまで以上にフレキシブルな利用が可能な商品企画を進めている。