三菱ふそうトラック・バスは6月22日、国土交通省にスーパーグレートのリコールを届け出た。
不具合の部分は原動機(オイルポンプ)。
大型トラック及びバスのエンジンにおいて、オイルポンプの製造のばらつきにより、ポンプのギヤシャフトが傾くことがある。そのため、ギヤの歯面が摩耗し、そのままの状態で使用を続けると、ギヤが破損してエンジンへの供給油圧が低下し、最悪の場合、エンジンが焼き付き路上故障や火災に至るおそれがある。
全車両、オイルポンプ近傍の騒音値を計測し、ポンプの歯面が摩耗していると判断されたものは、対策品に交換する。
リコール対象車の台数は計1万6719台。不具合の件数は93件、事故は部分焼損1件。
■型式等は下記URLを参照
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001409777.pdf